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ベランダに鳩が巣を作ったら自分でできる対処方法

ベランダに鳩が巣を作ったら
自分でできる対処方法

更新日:2020年10月8日

監修:ハト対策防衛隊 隊長 東田 大介

鳩は一度巣を作ると、撤去してもしつこく戻ってくるから厄介!
すぐに正しい対処をすることが大切です。

「なんだか最近、鳩を頻繁に見かける」「朝から鳴き声がうるさい」「気が付いたらエアコン室外機の裏に巣ができていた」なんてことはないでしょうか?

鳩は巣に帰ろうとする本能(帰巣本能)がとても強く、一度巣を作られるとしつこく戻ってくるためとても厄介です。そんなベランダに鳩が巣を作ってしまった時の対処法をお伝えします。

「なんだか最近、鳩を頻繁に見かける」「朝から鳴き声がうるさい」「気が付いたらエアコン室外機の裏に巣ができていた」なんてことはないでしょうか?

鳩は巣に帰ろうとする本能(帰巣本能)がとても強く、一度巣を作られるとしつこく戻ってくるためとても厄介です。そんなベランダに鳩が巣を作ってしまった時の対処法をお伝えします。

1. 卵を産んでいないか確認する

まずは卵を産んでいないか
そっと巣をのぞいてみましょう

卵がある場合

自治体に卵の捕獲を依頼
自治体に卵の捕獲を依頼

卵がある場合は、鳥獣保護法により無断で撤去することができません。各市町村へ有害鳥獣捕獲申請をする必要があります。申請の方法は自治体により異なりますので問い合わせが必要です。
市役所や町役場の代表電話番号に連絡し「有害鳥獣捕獲について担当課をお願いします」と言えば繋いでもらえます。
もしくは、卵が孵化しヒナが巣立つまで待てるようであればそれでも良いでしょう。卵が産まれてから巣立つまでは約2ヶ月です。

卵がない、またはヒナが巣立った後の場合

卵が無い、もしくはヒナが巣立った状態であれば巣を撤去しましょう。しかし、安易に巣を撤去するのは危険です。

2. ダニや感染症に注意して巣を撤去する

免疫力の低いお年寄りや
お子さまがお住まいの場合は慎重に!

鳩の巣を撤去するときの注意点

鳩の寄生虫、特に人を刺すダニ類に注意!
睡眠障害やストレスを招く騒音に

鳩にはトリサシダニが寄生している場合があります。このトリサシダニは、基本的には鳥に寄生し吸血していますが、大量発生したり、吸血対象の鳥がいなかったりした場合には、人を吸血することがあります。刺されると強いかゆみとともに赤く腫れます。

鳩のフンにはアレルギー物質、病原菌がいっぱい!
睡眠障害やストレスを招く騒音に

感染症にも注意です。ハトの糞にはさまざまな感染症の病原菌が含まれており、乾燥して微粉末になったフンを吸引し発症するケースがあります。

鳩の巣の撤去方法

STEP1. 鳩の巣に殺虫剤を噴射

鳩の巣に、あらかじめ殺虫剤を噴霧した上で行うようにしましょう。
殺虫剤は市販のダニ駆除剤で大丈夫ですが、スプレータイプだとガスの噴射力が強く巣とともに飛散してしまう可能性があるため、 液体タイプをハンドスプレーなどに入れ霧状にしてたっぷりと噴霧してください。

STEP2. 病原菌から自分を守る前準備

フンに含まれる病原菌を吸ったり触れたりしないよう気をつける必要があります。

マスク、手袋、ゴーグルを着用し、長袖の衣服を着て完全防備します。

また、家の窓をしっかり閉めておきましょう。

STEP3. フンが舞い上がらないように撤去

フンが舞い上がらないよう水で湿らせた上で巣を撤去しましょう。

フンにはぬるま湯をかけ、キッチンペーパーや新聞紙などをのせ、しばらくそのままにしてフンをふやかし、拭き取ります。

STEP4. ゴミを処分する

使い終わったキッチンペーパーや新聞紙、道具をビニール袋に捨て、しっかりと閉じます。

3. 鳩が巣を作りにくい環境に変える

鳩は場所に対する執着心がとても強いため
巣を撤去してもすぐに作りなおします

鳩にとって居心地の良い場所を無くす

隙間は5センチ以下に塞ぐことがポイント
隙間は5センチ以下に塞ぐことがポイント

鳩はカラスなどの外敵から身を守るため、できるだけ囲われた場所を好みます。具体的には、エアコン室外機の裏、ベランダのコーナー部、給湯器の上、プランターの裏、長期間置いてある物の隙間などです。このような環境を作らないためにベランダにはできる限りモノを置かず、エアコン室外機の裏などは隙間を埋めましょう。隙間は5センチ以下となるよう徹底的に塞ぐことがポイントです。

それでも被害が治らない場合は

ここまでご紹介したように、巣を撤去し、鳩が再度営巣しにくい環境を整えることが大切ですが、それでも被害が治まらない場合は専門業者に相談してみてください。本隊でも無料でご相談をお受けしていますので、お気軽にご連絡ください。

この記事の監修

ハト対策防衛隊 隊長 東田 大介

東田 大介

一般社団法人日本鳥獣被害対策協会第二期協会長。

北海道から沖縄まで全国の約50社の協会員と情報交換や勉強会を行なったり、米国BirdBarrier研修に参加し、最新のノウハウを習得。

年間約150件の施工実績あり。